商標法70条2項に「登録防護標章には、登録防護標章に類似する標章であって、色彩を当該登録防護標章と同一にするものとすれば登録防護標章と同一の標章であると認められるものを含む」とあります。


さて、H20年の過去問題にこんなのがありました。

「他人の登録防護標章と、色彩のみが異なる標章は、商標登録されることはない。」

私は、まっさきに「O」としました。
だって色彩だけ違ってあとは全部一緒なわけでしょ。


ところが答えは・・・・


×


ええ~!!


解説は、他人の登録防護標章と「類似する標章」でなければならない・・・・と。


ええ~!!(再び)

だって、類似どころか、色彩以外は全部一緒やんか!!



と思ってましたが・・・・。



気付きました。


赤十字と緑十時です。


意味合いがあまりに違いすぎて、非類似なんです。


こんなやつは、色彩のみが異なっても類似していないんですね~。


いやー発見ですわ。



あと・・・・

同じ形をしていて色彩のみが違っても、片方はめっちゃ黒でシンプル、もう片方は超派手派手な色彩で、パッと身で類似範囲を超えて非類似になってる場合もあり得ますね。


こんなパターンもありますよ。


(一応ドーナツです・・)

(一応タイヤです・・)

指定役務=「自動車販売店での便益の提供」


するとどうですか。

上のドーナツは自動車販売店専属のドーナツ販売

下のタイヤは自動車販売店でのタイヤ販売

って事になりますよね。


すると・・・・ドーナツとタイヤ・・・


非類似ですね~^^


指定役務が同一で、色彩のみが違うだけでも、全体として非類似があり得るって事です。


(豆知識)
標章ってのはブライトリングのマークですね。これが商品(腕時計)に付けられて商標となります。
ブライトリングが需要者の間で広く認識される(有名になる)と、ブライトリングのマークを付けたチョコレートとか売り出すヤカラが出てくるのが想定されます。そこで、ブライトリング社はブライトリング:指定商品「腕時計」を、非類似商品の「チョコレート」まで権利を拡げるために申請ができる。有名になっただけに特権があるんです。それが防護標章です。SONYは、かなりの数の防護標章を持っているとか。商標でガードできるのは類似の範囲までなので。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック